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ちょっと前に日本の食料自給率が40%以下、とニュースでいってましたが、あれはカロリーベースだそうで。。。

重量ベースだとどのくらいなのでしょう。
また、なぜカロリーベースで公表されたのでしょう。

  • 質問者:dynoz
  • 質問日時:2009-09-11 22:10:39
  • 0

回答してくれたみんなへのお礼

ありがとうございました。

どの方法も一長一短のようですね。
目的別に使い分けて、意味合いをはっきり伝える必要があるのかな

重量ベースによる算出は品目別では出していますが、総合食料自給率では出して
いません。というより算出するのが難しいんです。
野菜、穀物、牛乳など全てが人の口に入るものとは限りません。一部が家畜の飼育
に用いられています。なので重量ベースを総合食料自給率として用いて良いかと
いう問題があります。

なぜカロリーベースで公表されたのか?については
平成21年03月17日、参議院・ 農林水産委員会で石破大臣が
「食料安全保障という観点で見ましたときに、重量ベースですとか金額ベースですと
かそういう尺度を用いますと、やはり食料安全保障という議論から少し離れてくるの
かなと思っておりまして、カロリーベースを用いておるものでございます。」
と答えています。元防衛大臣らしいお答えだと思います。

主食のお米は重量ベースではほぼ100%の自給率なんです。これを国民が聞いて
しまえば、なんだ日本は自給率高いじゃないと勘違いしてしまいます。
農水省としては自給率を上げたいと思っている訳ですから国民の意識に訴える
ためにも総合食料自給率として発表したかったんだと思います。
お米の自給率は高いですが、その他の食料の自給率は軒並み低いですよ。
米以外の穀物は重量ベース自給率28%です。

それと過去の自給率もカロリーベースで公表しています。年ごとの推移をみる上でも
カロリーベースの方が都合が良いと言えます。
ちなみに昭和40年当時で73%、昭和50代初頭54% これらの数字は国会議事録の
政府答弁の中から抽出しました。

===補足===
評価をありがとうございます。またベストに選んで頂き恐縮です。
日本て平地が少ないんですよね。住居も農地も出来れば平地に作りたいというのが
総体的希望の結果が今の自給率の低さの要因の1つになっていると思います。
食料自給率を出来るだけ上げていくのは安全保障の面から大切なことであるというのは
(政府のいう)国民の一致した意見であろうかと思いますので、平地以外の土地活用や
休閑地利用が自給率アップの鍵になるのではないかと考えます。

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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

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いろいろのカウントの仕方があると思います。カロリー計算なんてそんなに簡単に算出できるのか疑問です。

いずれにしても自給率が凄く低いことは間違いない事実ですから、算出方法、対策等、騒ぐだけではなく、国民にわかりやすく報道する必要があると思っています。

人間が生きてゆく上で一番大事なことですから、人事のような報道、広報ではなく、きちんと継続手に知らせる必要があると思います。

政治もいろいろと騒がしいことですが、批判のやりあいで終始しており、もっと地に足の着いた議論をして欲しいものです。地方対策を大転回しない限り、農業問題は解決しないと思っています。

  • 回答者:あまのじゃく (質問から14時間後)
  • 0
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

カロリーベースではなく重量ベースですと
食事における「水」が計算上入ってしまいます。

ですが、「水」を食事として計算するのは当然異論が出ますね。
だからといって、水分を0%にして計算してしまうと
野菜や果物が計算上全然残りませんので、やっぱり現実味の乏しい数値が出ます。

結局、カロリーベースで計算するのもそれはそれで問題がありますが
重量ベースよりはまだまともに評価しやすい数値が出るということです。

  • 回答者:匿名希望 (質問から2時間後)
  • 0
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参考になり、満足しました。回答ありがとうございました。

カロリーベースだと自給率が高くなるからです。
重量ベースと言うより物の輸出入の流れを考えると、例えば輸入した飼料を餌に飼育した家畜は確かに国産品かも知れませんが、自給している食料とは言えないと思います。そういう計算をすれば自給率はさらに下がってしまうと思います。

  • 回答者:匿名 (質問から30分後)
  • 0
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参考になりました。回答ありがとうございました。

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