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足利事件の菅谷さんが釈放された。冤罪で人生を台無しにした責任はかかわった警察、検察、裁判官にあることは明白です。警察、検察は遅かったけれどこの件について釈明したようだが、最高裁は「個別の案件にはコメントできない」と言う。こんな無責任で非人道的な対応があり得るのだろうか。人権を重んずべき最高裁が、いとも簡単に菅谷さんの人権を踏みにじっている。こんな裁判所に日本国民は信頼と身の安全を任せることができるのでしょうか。
無実の人間を有罪にした人間は、非常に重い犯罪者である、と言えるのではないでしょうか。検察官や裁判官は誤った判断をした場合、公職追放し、刑務所に入るべきです。

質問者：tad
質問日時：2009-06-04 21:30:15
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ベスト回答

警察・検察は責任を負うべきと思いますが、裁判官はどうなんでしょう？
不適格な裁判官はいると思いますが、実際に有罪無罪を判定し量刑を課すわけですから相当なプレッシャーです。裁判官は心証で「この人無罪じゃないの？」と思っても提示された証拠の範囲で有罪であれば「有罪にしなくてはならない」のです。
責任まで負わせてしまったら逆に有罪なのに無罪を出したりやたら軽い刑にしたり、ということも起きるのではないでしょうか。責任はあくまで証拠を提示した警察検察、もちろん弁護士にあり、裁判官は公正に判断しただけ、としておくべきではないかと思います。
裁判員制度でおなじことがおこったら一般市民の裁判員も刑務所行きですか？

===補足===
当時のDNA鑑定技術は「数兆分の一」の確率まで特定できる現在から見ればお粗末ですが、その時点では高い信頼性を持っていました。「1000人に一人の確率」は統計学的には十分な確率です。いくら勉強しても信用に値するとされたものを否定はできないでしょう。裁判官は最前線の研究者以上の知識を持たなくてはならないのでしょうか？それが現実的にあり得ることですか？
「誤った判断をした場合、公職追放し、刑務所に入るべきです。」と責任を個にもとめておられますが、まず組織や仕組みに求める方が先ではないでしょうか、というのが論点です。
少々書き足りてなかった点はまずかったと思ってます。

回答者：dynoz (質問から17分後)
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裁判官の証拠認定は厳密かつ科学的でなくてはだめだと考えます。提示された（つまり限界のある）証拠のみで有無罪の判定をする、というのは証拠の絶対量が少ない場合は危険でしょう。裁判官は司法試験を通った人間の成績優秀な人だけがなれると聞いてますし、修習生時代やその後の実務の中で、証拠の扱い方を厭というほど勉強していますから、菅谷氏のDNAの真贋も厳密に査定しなければならないし、DNAの信頼性が当時どの程度あったのかについても知った上で判断する必要がありました。しかし件の裁判官は検察の言うことを鵜呑みにしてしまったようです。だから検察だけが責任を１００％負うのかというと、違うと思うのです。

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回答

菅谷さんの悔しさ、察するにあまりあります。しかし
>検察官や裁判官は誤った判断をした場合、公職追放し、刑務所に入るべき
これは賛成できません。この仕事に就く人間が居なくなります。「今以上に気概を持った人間によって淘汰される」とお思いかも知れませんが、そんな精神論は成り立ってません。今の医療現場がそうです。リスクの大きい（＝訴訟案件の多い）科はモロに人が減ってます。

　真実を突き止める方法は洗練していきましょうが、犯罪の手段も巧妙になり、恐らく誤った判断を下す事はなくなりはしないでしょう。裁判の動向を監視・検証する機関、誤審に見舞われた人への補償を行う機関を設置して欲しいです。そう言う機関の手を煩わすことを恥とする事、司法に携わる方々にはそんな気概を持って励んで頂くのは勿論ですが。

回答者：裁判員予備隊代理補助 (質問から2時間後)
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ありがとうございます。
制度設計の問題でもあるのですが、司法が公的機関であるかぎり、あらゆる手だてを尽くして冤罪を防止しなければなりません。正しい判断を下す装置として日本国民は裁判所を設けているわけで、税金を投じて裁判官の高給を約束しているのですから、彼らは全身全霊を傾けて審理しなければなりません。まあ、そうしている、と仮想して検察官や裁判官の地位を保証しているのだ思います。・・・しかし一向に減らない冤罪事件・・・これはやはりひとえに資質の問題だと考えます。他国に比べて日本では起訴後の有罪率が異常に高いと聞きました。欧米ではどんなに審理しても有罪を完璧に証明することができない、という冷静な人間観察ができているからこそ、有罪率が日本ほど高くないのかな、と思いますす。
ところで、誤審が犯罪になるからといって、裁判官のなり手がいなくなる、ということはないと思います。有罪判断するに十分な真正の証拠や証言がないまま判決をくだすから誤審してしまうのではないか、と思うのです。

回答

確かに冤罪で他人の人生を台無しにすることは許されることではありません。
捏造による冤罪で不二家を崩壊に導いたみ○○ん○氏は刑務所に入るべきだと思います。

回答者：ペコちゃん (質問から2時間後)
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回答

全く同意見です。
菅谷さんのこれまでの人生、これからの人生、
誰が責任を取ってくれるのでしょう？
誰が責任を取れるのでしょう？
せめてもの償いとして、
無実の人を犯人に仕立て上げた警察官、検事、裁判官は
全員１７年間、刑務所に入るべきだと思います。
菅谷さんの亡くなられたお父様、お母様のお気持ちを想像しただけで
本当にお気の毒で、あってはならないことがおこってしまった…

これ以上、このようなことがおこらないためにも、
警察官、検事、裁判官全員、
刑に服すべきです。

そして、真犯人が今でも普通に生活しているとしたら
時効という制度は、なくすべきです。
事件で苦しんでいらっしゃる御遺族が望む限り、
時効は絶対になくすべきです。

回答者：匿名希望 (質問から33分後)
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ありがとうございます。警察官、検事、裁判官は間違いを犯しても、自分が有罪にならないから・・・という気の緩みがあるのではないか、ととても心配です。

回答

そうですね。人の人生を20年も無駄にしたのですから。
彼は　警察と検察に・・・と言ってますが　当時　無責任な証言した　勤め先の園長らなどをどうにかしないと・・・
本当に　40歳ぐらいの男盛り？？働き盛りの　時期に　楽しい事が沢山出来ただろうに　訳の分からない　罪で無駄にしてしまったなんて　本当に可哀想です。

しかも　真犯人が今もまだ　ノウノウと　生活していると思うと　なおさら腹が立ちますね。
きっと　今回の釈放のニュースを見ながら　笑ってるんじゃないでしょうか。

私は　冤罪の性で人生を無駄にした方たちは　どうやって生活しているのだろうと　疑問に思ってるのですが・・・
今回の場合菅谷さんは定年後の年齢ですが　生涯　国から補償されるのでしょうか？
逆質問で申し訳ないです

回答者：匿名 (質問から18分後)
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

ありがとうございます。誤審は国の犯した犯罪ともいえますから、一生補償すべきと考えますが、「拘留期間、１日１万円補償」みたいに機械的にやってるのじゃないでしょうか？

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