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日本に曜日制度が導入されたのはいつからか?どの国から入ってきたものか?日月火水木金土の曜日名は、どうやって付けられたのか?

  • 質問者:victoruk
  • 質問日時:2009-05-01 20:46:05
  • 1

1)日本に曜日制度が導入されたのはいつからか?
陰暦明治5年12月3日を現代の太陽暦明治6年1月1日としたときに七曜を採用し、実際に使われたのは明治9年3月12日太政官達27号にて七曜にしたがって公的機関が活動するようになった。

2)どの国から入ってきたものか?
日本に七曜をもたらしたのは弘法大師・空海です。彼は中国から大量の経典を持ち帰りましたが、その中に宿曜経(不空三蔵とその弟子史瑶との共作)がありました。その宿曜経の中に七曜のことも記載されており、ここから日本の暦にも七曜が取り入れられました。

3)日月火水木金土の曜日名は、どうやって付けられたのか?
諸説ありますが日本語の七曜の名称も、この宿曜経から出たと思われます。中国では五行思想のもとで、5惑星に五行を対応させる考え方が成立していました。そこで、宿曜経においても、この七曜が西洋で5惑星と太陽・月に対応しているということを述べています。そこで曜日の名称として、この七つ「日月火水木金土」を使用する考え方が生まれたという事のようです。中国では「曜日」は「星期」にあたり「日,月,火,水,木,金,土」は「天(日),一,二,三,四,五,六」と数え考え方は同じでも日本に来てから付けられた呼び方のようです。

===補足===
英語でも第一日と第二日が「太陽の日」「月の日」で、日本の「日曜日」「月曜日」と符合します。残りの第三日から第七日まではゲルマン神話の神の名前に由来しますが(土曜日のみローマ神話の神)、これらの神々はローマ神話の神と同一視され、それぞれ支配惑星を持つと考えられており、それを見ると「軍神[ティーウ Tiw =マルス](火星)の日」「魔術の神[ウォドン(オーディン) woden =マーキュリー](水星)の日」「雷神[トール Thor =ジュピター](木星)の日」「美と性愛の女神[フリッグ(フレイア) Frigg =ヴィーナス](金星)の日」「豊穣・再生の神サトゥルヌス Saturn (土星)の日」と、西洋の5惑星と太陽・月から来ているのはほぼ一緒です。

  • 回答者:諸説孔明 (質問から2時間後)
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とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。
お礼コメント

早速の回答ありがとうございます。3つの質問に丁寧に答えていただいているので、大変満足しました。ベスト回答に選ばさせていただきます。
3問目に関して補足の質問ですが、英語の曜日名(SUNDAY,MONDAY・・・)は付け方が似ているように思えますが、関係性はご存知ですか?

並び替え:

空海が中国より伝えました
曜日は古代バビロニアにはじまるといわれています
変転の後、現在のかたちになったので、どうやってという質問には回答できないと思われます

  • 回答者:匿名 (質問から2時間後)
  • 0
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参考になり、満足しました。回答ありがとうございました。

日本に明治6年に太陽暦が導入されました。
詳細は下記のとおりです。
明治5年(1872)11月9日、太陰暦を廃し、太陽暦を採用することの詔書が発せられ、太政官布告第337号により公布されました。1年を365日とし、それを12月に分け、4年毎に閏年をおくこと、1日を24時間とすること、旧暦の明治5年12月3日を新暦の明治6年1月1日とすること、が定められました。

  • 回答者:mobi (質問から54分後)
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参考になり、満足しました。回答ありがとうございました。

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