ごくたまに気配は感じるが、視認としては見えたことのない人間です。
本やテレビ等の受け売りと、私の個人解釈と織り交ぜて回答させていただきます。あと、「見えるのか」の質問と、解釈に私個人も迷っている部分がある問いには、回答をできない事をお詫びします。
■鬼や妖怪
まずひとつ、私の回答の前提となる部分を申し上げますと、
平安時代のランクとして
神=天皇
人間=位を持っている貴族
という認識があったようです。
では位を持たない一般市民はどうなるか?
これが妖怪(アヤカシ)です。
もともと妖怪とは、ただの人間だったと言う事なんですね。
(受け売り部が多いですが、一番納得する解釈だったので私もこの説を押しております)
■上記を前提として、
一、鬼
赤鬼:これは鉄鋼業(踏鞴タタラ)を生業とする人々のとの事です。常に火の近くで仕事をする為、自然と赤ら顔になっていたようです。そしてタタラ場とは、何よりも貴重な金属を算出する場所。そこを我が物にする為に貴族が行った略奪が、有名な鬼退治の物語として語り継がれてきたものです。
青鬼:山にいる赤鬼に対して海にいる海賊に付けられたもの。こちらで行われている略奪行為が、赤鬼との混ざって鬼=人間を襲うものとなったようです。
また、これは結構有名なのでご存知かと思うのですが、鬼の外見(牛の角に虎のパンツ)は方位に十二支を当てはめた再、鬼門となる位置に牛と虎があるためです。ですので対極にあるサル、鳥、犬が桃太郎の従者になりました。
ニ、百鬼夜行
妖怪=一般市民
百鬼夜行=人々の行列
今のご時世、夜の繁華街は百鬼夜行だらけです(笑)
三、天狗
昔の日本には珍しすぎる、鼻の高い白人種が原点と言う説が有名ですね。
おまけ、稀代の陰陽師安倍晴明の使役する式神も、つまるところ人間。
当時の常識として、人間(貴族)でないものは「見えないもの」として認識されており「見えないもの」が扉を開け閉めしたり、伝言に走ったりするために「自然に扉が動いた」り「これから伝えるはずの用件を予めしっていた」りしたわけです。
■霊
人間の思念、欲望の強さの現われだと思っています。これは生きた人間、死んだ人間共通のものだと。生きた人間の死んだ人間に対しての想いの強さも入ります(が、これは思い込み率も高いかと)
尚、霊とは人によって昇華されるもの。人がそもそも寄り付かないような場所は、霊の思念がいつまでも残るが、観光地などの人が多く集まる場所というのは、その分霊は昇華(成仏)されるのではないかと思います(なので原爆跡地には思っているより霊はいないのではないかと・・・・・・)
■生まれ変わり
いくつか個人解釈を有していますが、一番文書が短くかける(笑)解釈は
「もともと皆平等にキャパが決まっているが、それを使う割合次第で能力に差が出る」です。例えば「全員が一万円を持っているが、それをいつ何処でいくら何に使うかはその人次第」みたいな感じで・・・・・・ただ使い方を決めてから生まれるので、生きている今使用状況の確認や変更はできない。今不幸だと思っているのなら、前世で幸福を使いすぎたか、後世にとってあるかのどっちかだと言う事です。そしてキャパいっぱい利用しきった所で、生まれ変わる事もなくなる。
こんな感じでしょうか・・・・・・
あとこちらは受け売りですが、転生の度に高度な生物に生まれ変わる。
微生物→植物→虫→小型哺乳類→大型哺乳類→・・・というように(まるで食物連鎖)そして人間が最後で、人間の後には何にも生まれ変わらない。と言うのを聞いた事があります。だから今人口がどんどん増えていき、絶滅動物が後を絶たないのだと思うと「そうかも・・・」と思ってしまします。
■恐竜の霊
そもそも霊、妖怪の類は「文化」を持った「人間」が生み出したもの。
人間の文化が存在していない時の生き物の霊は、存在しない。
受け売りと個人解釈で回答できるものは以上です。
めっちゃ長くてすみません(汗)