町内の教職員住宅がいつの間にか個人と企業のものになっていました。今月に入って、ちょっとこの間まで教職員住宅として使われて...|質問・相談が会員登録不要のQ&AサイトSooda!(ソーダ)

ご指摘のように、公有財産の処分は、一般競争入札が原則です。

しかし、「交通の便が悪いところだし、欲しい人がいると思わなかったので、」の場合のように、公共事業で発生した残地など、狭くて難しい形状の不動産などは、近隣住民に随意契約で処分することもあるのが実態です。細かく見ると抜け道もあるということです。

随意契約で残地を処分する場合は不動産鑑定を行います。例えば、隣地所有者がある「残地」を取得する場合、「残地」のみの評価額ではなく、「自分の土地」＋「隣地」で一体評価した場合の評価額を用いるのが一般的のはずです。財務省の規則だったか？詳しく覚えていませんが規定があったと思います。つまり、一般競争入札よりも高くなることもありうるのです。いびつで狭い土地だけでは、何の価値もありませんが、隣地と一定的に使用した場合、価値が上がる場合は、その値段で売るのです。

私が知っている自治体では、いびつで極端に狭い残地について、隣地所有者から買取既望があった場合、別の隣地所有者から一筆取っているところがあります。「この土地をA氏に売ることについて異議はありません」旨一筆とります。反対者がいれば取引は中止となり入札に移行しますが、反対者がなかった場合は売ります。

＞大体、個人が欲しがらない物件を不動産屋が買い取るわけが無いような気がするので、やっぱり癒着でしょうかね！

この物件がどんな物件であり、どういう経緯で処分された物件なのか解りません。しかし、誰も買わないような物件だからこそ、希望者を探してきて、随意契約で、高い値段で処分したのかもしれません。

財政の視点から一般競争入札で処分するよりも高く処分できる場合で、なおかつ、入札を実施しなくとも行政の中立性が保たれるような場合は、随意で公有財産を処分することまでは、一律には禁じていません。

===補足===
この案件を一部始終見ていないので、断言するつもりもありません。「土地」については知っているので上記のとおり回答しました。しかし、建物の場合は解りません。

もしも、どうしても腑に落ちないのなら追及してみることをオススメします。しかし、一般競争入札を実施しても買い手がつかない物件で、なおかつ、不動産鑑定価格以上で処分しているような場面では、あなたが自爆する危険もあるということです。

回答者：八重洲国民 (質問から2日後)
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この回答の満足度

とても参考になり、非常に満足しました。回答ありがとうございました。

詳しくありがとうございます！

とりあえず、市役所に問い合わせて返事も聞いたので、これ以上追及する気はありません。
私も仕事があるし、むなしい結果になりそうなので。

絶対に私が住んでいる「市」では、「不動産鑑定価格以上で処分」ということは無いと思う（行政と企業との癒着を具体的に見たりして知っているから）けど、そういうこともあるんだと思えば、無理やり納得することも出来るのではないかと思います。

ありがとうございました。

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