キャラデザインでは『クウガ』でしょうか。
特にリント文字デザイナーの阿部卓也(当時芸大の学部生)氏がデザインした怪人は
(グムン、ゴオマ、バヅー、ザイン、ガルメ、バダー、ダグバ)
一体一体細かい部分にもモチーフとなった動物の特徴が現れていて唸らされます。
緻密に丁寧にデザインしたんですね。
ライダーも特徴が外観からパッと「仮面ライダー」と認識できるものでしたし
フォームチェンジもそのフォームの特徴がデザインに反映されているのがいいですね。
単純にデザインだけなら
ファイズ・ブラスターフォーム、ブレイド・キングフォーム、キックホッパーなんかも好きです。
ストーリーは総合的にみれば『555(ファイズ)』ですね。
若者達が悩みつつも必死で生きていこうとする姿が良かったです。
ストーリー的に「原点回帰」っぽいところもありましたから。
「(明確ではなくても)敵が組織化している」「ライダーも1人の怪人でしかない」といったところが良い例でしょう。
それと「怪人(オルフェノク)だから悪というわけではない」という点。
私は第8話のオルフェノク同士の戦いで「オルフェノク=悪」という偏見をぶち壊されました。
そしてそれが心地よかったです。善悪を決定づけるのは外見や能力ではなく「心」だと気づかされました。
皆さんが仰る通り『電王』のストーリーも非常にいいんですが「電車」「憑依」「時間の運行」といった
「ライダーでは初の要素」を受け入れられるかどうかがカギでしょうね。
続編を作り続けるそうですが、よければ将来白鳥さんを復帰させて欲しいです。
ハナって今までにないタイプのヒロインだったから。
(誰かに守られるのではなく、自分自身が強くて主人公を守るのが役目というのが・・・)
コハナも強いし好きですけどね。
それと個人的に
『カブト』のカブト&ガタックに「真・平成のダブルライダー」の称号を捧げたいんですが・・・。
W変身やダブルライダーキックもかっこよくやってくれるし赤と青の対比もいい。
性格はまるで違うけど互いに相手を信頼しているし、
1人だけでも十分強いのに2人が揃えば「俺達が力を合わせれば誰にも負けない!」状態。
歴代ライダー作品唯一の「ダブルライダーキックでラスボスにとどめ」もやってくれましたし。
このコンビは本当に良かったです。
あ、役者が番組開始前からの友人同士ってのも1号&2号と同じだな・・・。
===補足===
ストーリー内の「成長物語」という点を考えれば強さではブレイド、精神面では電王ですかね。
ブレイド=剣崎一真は「(自分を犠牲にしても)仲間や人々を守る」という信念は最初から最後までブレませんでしたが、
番組初期はやたら弱くて「こんな奴で1年大丈夫か!?」と思ったものです。
同じく序盤から出てたカリスは最初から強かったこともありますし。
それが後半になると一番頼れる存在に・・・。(キングフォームを破った敵っていましたっけ?)
電王=野上良太郎は最初こそやや気弱(最低限の矜持や勇気はありますが)ですが話が進むに従って
憑依イマジンとは関係なく彼の心自体が強くなっていったように思います。
特に仲間のイマジンを消滅させたくないため1人で戦おうとした彼(及びその後のモモとのやりとり)は
感動モノでした。序盤だったらこんなこと考えなかったのでは?
- 回答者:ネットサーファー (質問から4時間後)
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